劇団たんぽぽと一緒に創る舞台！！
取組概要
学校や部活動で、クリエイティブな活動をしている浜松市在住在学の学生（高校生以上）を対象に、劇団たんぽぽの作品の舞台美術プラン、衣装デザイン、音楽、チラシデザインをコンペ形式にて公募しました。その中から、採用したアイデアを元に、劇団たんぽぽが舞台化し、上演しました。
（公演概要）
日時：2024年1月27日（土）
場所：浜松市勤労会館 Uホール
時間：14時開演（13時30分開場）
料金：入場料無料
公演会場には、講評とともに、提出作品を展示。終演後は、採用者に登壇いただき、ご紹介しました。
事業成果
全体的には、タイトなスケジュールの中、上演という形にこぎつけ、一般の観客に披露できたことは、一定の評価に値すると思っています。アイデア提出だけではなく、実際に現場に足を運んで舞台を製作する体験の場をつくることもでき、学生たちと劇団員の交流ができたことで、今回の事業の「若い新たな発想や感性と出会い、表現の場をつくる」という目的を果たすことができました。
舞台美術プラン、衣裳プラン、チラシデザインについては、浜松市在住の学生からの応募があり、採用したアイデアをもとに製作して公演できました。製作という面でも、参加してくれた学生がおり、一緒に作品づくりができました。
今後の展開・展望
今回のタイトスケジュールについて見直し、次々年度へ向け、念入りな事業計画を立てます。学校等にも事前に十分な説明をし、今年度の事例をもとに、今年度以上の協力が得られる体制を確立します。今回製作した作品を、小学校等でも公演できるよう展開していきたいです。
今回の企画事業の第2弾を実施したいと考えております。今回の実績をもとに、各学校に協力を呼びかけ、早い段階から企画を認知してもらうことで、応募者数を本年度以上にします。
浜松アーツ&クリエイション
事務局より
1946年の設立以来、市内に留まらず学校公演での演劇を通じて子どもたちに夢を届けてきた「劇団たんぽぽ」。今年度の採択事業ではそんな夢や希望溢れる楽しい演劇を、市内在住の高校生以上の学生に関わってもらいながら制作・上演しました。演劇の鑑賞側にいた学生の、感性や個性溢れるアイデアを取り入れながら、大人と子どもが「ともにつくる」演劇は、劇団たんぽぽが描く未来の児童劇団のかたちといえます。本事業が市内の1つの成功例となり、今後、さらに子どもとともにつくる演劇が、市内で生まれ、上演されていくことに期待しています。