教育の外にある、確かなの主体的・探求的な学びの場
取組概要
生物多様性に関する「主体的・探求的な学習の場」になることを目指して、フィールドワークや勉強会を開催しました。すべてのプログラムでグループディスカッションを行い、自分の意見を伝えるとともに、相手の意見を注意深く聴く姿勢を意識させる「学びの場」をつくることができました。事業の集大成として、プログラムを通して感じたこと、考えたことをまとめて発表するプレゼン大会を行いました。
事業成果
生物多様性に関する主体的・探究的な学習の場になるという方向性が確立でき、浜松市内でもその認知は少しずつ広まっている。また、生物多様性という言葉の認知や、その重要性の認知は社会の中でまだ十分に広まっていないと思うが、ガチ塾で様々な場所で、様々な種類のフィールドワークを開催することで、認知の広まりに少しずつではあるが貢献できていると実感している。
今後の展開・展望
生物多様性に関する主体的・探究的な学びの場になることを目指して、プログラムを充実させ、かつ、継続していくことができる体制を築くことが今後の展望です。浜松市内の中学や高校など、教育現場との連携を深めていくことも重要だと考えています。
ガチ!生物多様性塾の修了生や大人を対象に、より専門的な探究活動を行える受け皿としての「ガチ!生物多様性ラボ」のプログラムをスタートさせたいです。
浜松アーツ&クリエイション
事務局より
生物多様性をテーマに、受講生の主体的で探求的な学びの場として、2021年より始まった本事業は3年目を迎えました。一連のプログラムは3年間を経て、より受講生に寄り添ったものへブラッシュアップされ、市内でもその認知度も向上してきています。今年度は事業を継続していくために、市内企業からスポンサーを募り、結果3社からの支援に繋がりました。スポンサーとなった企業は、フィールドワークやプレゼン大会に企業も参加していただいたところ、事業のより深い理解につながり、その後の事業協力にも結び付きました。市民活動団体と市内企業が、互いに関わりながら事業実施を行う成功事例の1つとして、今後の展開に期待しています。