PROJECT
事業・支援内容

天竜四季の森

舞踊と音楽で彩る天竜の四季 翠色の光の物語

市民活動団体等が行う創造事業支援

舞踊と音楽で彩る天竜の四季 翠色の光の物語

音楽×舞踊で、移りゆく天竜四季の紫翠を描く

取組概要

「”四季の自然×音”でつなぐ、天竜川」をコンセプトに、音楽で天竜川流域の移りゆく四季折々 の自然や風景を広く未来に伝えることを目的に活動する団体、天竜四季の森。令和5年度は、 2020年から約3年間の活動の中で完成した楽曲と、活動を通して出会った舞踊家の吉崎裕哉 とのコラボレーションにより、初の舞踊と音楽の共演舞台を披露しました。舞台制作では、経 験者・未経験者を問わずダンサーを市内から公募し「天竜の四季風景」をテーマに制作する舞台 を通じて、新たな芸術に触れるきっかけや、地域の文化や自然を見つめ直す機会となりました。

舞踊と音楽で彩る天竜の四季 翠色の光の物語

事業成果

天竜地域の風景を、天竜に訪れたことのない舞台参加者が表現することで、参加者・鑑賞者(計460名)に天竜地域の四季折々の自然に対する興味・関心を高め、結果的に、市内の地域資源のもつポテンシャルやその魅力を市内へ波及させることに繋がりました。鑑賞者からのアンケートでは、「このような舞台を初めて体験した」というコメントが多く、第一回開催の目標であった ”風穴をあける” 作業は達成できたといえます。また、天竜四季の森として、音楽ジャンル以外の芸術とのコラボレーションによる舞台を制作することができ、より活動が認知され、活動を継続していく基盤を固めることができました。

舞踊と音楽で彩る天竜の四季 翠色の光の物語

今後の展開・展望

本事業は継続的に行なっていくことで、目的としている地域への波及効果を生み出すことができると考えています。
2024年はコンテンツ制作と従来行ってきた音楽での発信を行い、2025年夏に次回舞踊公演を実施する予定です。

浜松アーツ&クリエイション
事務局より

今回の事業は、市内に暮らすアーティストと、県外から訪れ天竜 川やその流域の地域に魅力を感じたアーティストが協働で開催し ました 。
アーティストが地域と向き合い、地域を愛する人々とともに制作 された「音楽×舞踊」の舞台が、地域の文化・資源の新たな魅力を 引き出すきっかけとなり、また、発信できたことは大きな成果だと言えます。事業が更に多くの人々を巻き込みながら発展し、市内外に広がっていくように今後もサポ ートしていきます。