中高生の思いを詩に
取組概要
学校も学年も異なる総勢30人の中高生とJam9が一つの曲を制作し、歌でボランティア活動を行った事業。新しい曲をみんなで作ることにより達成感を得ること、市民の社会貢献意識の向上を図ることを目的に実施された。完成した曲には参加者一人一人の意見が取り入れられており、中高生が感じている世の中に対する想いが曲に表れている。ボランティア活動は、浜松市市民協働センターや日本エイズ学会のイベントに参加した。
事業成果
一つの曲を作るだけではなく、今の世の中の状況を見つめながら、自分自身を振り返ることができていた。また、ひとつのことをやり遂げることで、達成感を持つことができた。都田中学校では、参加した音楽部を中心に文化祭で全校生徒による「希望の詩」が演奏された。
今後の展開・展望
本事業は昨年度から事業が継続されており、「希望の詩」と「夢の詩」の2曲が完成。来年度以降は、この2曲を使い、社会貢献活動として浜松市内の訪問活動やコンサートに出演し、「元気になる歌を一緒に歌う活動」を行う。子どもを通して学校に広がっているだけでなく、大人からも歌いたいという声があがっている。
浜松アーツ&クリエイション
事務局より
全4回開催されたワークショップでは事業の経緯や組織についての説明もあり、子どもたちが事業を理解して臨むことができました。また、ボランティアを通して子どもが社会との関わりを持てたことは、浜松に対する愛着の形成につながっているのではないでしょうか。完成した曲は、子どもの間だけではなく、大人にも広がりを見せています。YouTubeで曲とワークショップのダイジェストが公開されていますので、ぜひご視聴ください。