遠、縁、円、演、宴、∞…
取組概要
「のんきで郎らか」をモットーに、盆踊りを通じて新しい輪を繋げていくことを目的に活動を行う浜松盆部によるお祭り「えんの市」を開催しました。初山法林寺（浜名区細江町）というお寺を会場に、浜松在住の「ハマサピエンス」×「浜松盆部鳴り物隊」によるステージや、「鎌倉イマジン盆踊り部」による生唄・生バンドでの盆踊りを行い、オリジナル曲から伝統的な民謡まで幅広く演奏いただきました。また、会場では、遠州各地の「美味しいもの」、「楽しいもの」が集まったり、こども縁日が大盛況だったりと、盆踊りを中心にその輪が波及しました。
事業成果
盆踊りを通じて、コロナ禍の中で遠くなってしまった人と人、人とお祭り、人と地域、人と文化といった様々なものとの距離を自然と縮めることができました。また、マルシェやステージを通じて、浜松で地域で暮らす人々の中で新たな出会いが生まれ、その小さな出会いが
会場を満たすことで大きくなる縁の輪が事業の成果と考えています。また、地域性に囚われ過ぎず、新たな場所で盆踊りを踊るお祭りを開催したことで、その地域のもつ魅力も同時に発信することができました。
今後の展開・展望
盆踊りには浴衣が必須なので、浜松注染とのコラボレーションによって浜松市内が誇る地場産業の魅力を発信できたらと考えています。また、開催場所を増やしていくなどのより広域な範囲で活動ができればと考えています。
浜松アーツ&クリエイション
事務局より
コロナ禍を経て、一度は遠くなってしまった人や地域を新しい宴の場を以って再びつなぐ。当日の会場は正に遠、縁、円、演、宴で満ちていた空間でした。地域を身軽の横断しつつ、人とのご縁を大切に活動し続ける浜松盆部だからこそできる事業スタイルではないでしょうか。今年度の経験を糧に市内をさらに盛り上げてくれることに今から期待しています。