PROJECT
事業・支援内容

BABY BOX Supporters

はままつBABYBOX Project -Draw up!-

市民活動団体等が行う創造事業支援

はままつBABYBOX Project -Draw up!-

「遠州産地」の <これから>を考える。

取組概要

職人さんへのインタビュー動画の配信・トークイベントの開催、遠州織物の新テキスタイル考案など、遠州織物のPR事業を行いました。
半年に渡り、遠州産地の事業者への取材とインタビュー撮影を行い、撮影した動画はYouTubeとInstagram、Facebook、threadsにて配信しました。
また、モビール作りワークショップと遠州産地の事業者とともにトークイベントも実施し、遠州織物の現状と課題を広く周知しました。
新テキスタイルの考案では、デザイナー・イラストレーター・絵描きにデザインを委託し、出来上がった生地で縫製サンプルをつくり、布が衣服として形になるまでのストーリーをSNSで発信しました。日頃何気なく着用している衣類や、身の回りにある布帛、浜松の繊維産業についての理解を市民に促しました。

はままつBABYBOX Project -Draw up!-

事業成果

ワークショップでは、メディアに掲載されたこともあり、育児世帯だけでなく、一般市民の参加もありました。「遠州織物」に触れたことがないという方々に、実際に生地に触れながら説明を聞いてもらえたので、より理解度が高まったと感じました。
トークイベントの開始前には、「ハタオリマチ」へのzoom取材を行い、登壇するゲストスピーカーにも参加いただきました。現状課題についての共有と、課題解決のための糸口を模索するきっかけになり、トークイベント当日の士気も高まりました。結果として、トークイベント来場者から、「もっと話が聞きたかった」と言っていただける熱量のあるトークセッションを実施することができました。
繊維産業は過去のものではなく、現在も技術が引き継がれていて、若い世代が積極的に活動をしているという現状を市民に伝えることができたと感じています。来場者からは遠州産地に対してポジティブな印象を受けたとの声があり、産地のイメージアップに貢献できたのではないかと考ええます。

はままつBABYBOX Project -Draw up!-

今後の展開・展望

・産地のPRのためのSNS発信
・取材動画の発信の継続
・企業とのベビー衣料品の開発プロジェクトの実施
・ワークショップイベント開催

浜松アーツ&クリエイション
事務局より

クリエイターの力で遠州織物の魅力を広め、抱える課題を共有することで活性化につなげる事業を実施されました。全国紙へのアプローチやSNSでの情報発信など、クリエイターのアイディアや経験と知識を活かして情報発信し、イベントに繋げました。
時間をかけて遠州産地の事業者へインタビュー取材を行い、業界の課題や魅力を引き出した動画を作成し配信されました。
遠州織物業界にクリエイターが加わり、今後新たな価値が生まれることを期待します。