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2020.06.11BLOG

Concert in New Normal ~新しい生活様式のための~

コロナウィルスによるステイホーム期間中

多くのアーティストが、自宅での時間を楽しめるような動画を制作してウェブサイトにアップしていますね。

 

浜松市文化振興財団でも、自宅で楽しむことのできる動画コンテンツとして#MusicAtHomeをキーワードに

浜松市内在住及び浜松市出身の演奏家に制作を依頼し

中高生向けの楽器練習をはじめとして、誰でも楽しめる演奏動画をYouTubeにて公開しています。

https://www.youtube.com/user/HCFofficial?feature=watch

 

 

新しい生活様式が求められている状況下で、コンサートやイベントは開催できるのでしょうか。

 

そんな疑問や葛藤を抱えながら

私たち浜松市文化振興財団は、次のステップとして感染防止対策を行いながらのミニコンサートを企画しました。

 

本日は準備とリハーサルです。

 

 

出演者は、DUO2020の小野和将さん(トロンボーン)、村上恵三子さん(ピアノ)、松田英子さん(コンテンポラリーダンス)です。

 

 

出演者の前には、アクリル板。

アクリル板もどのように設置したら、演奏の支障にならず、演奏者・お客様双方にとって安全を確保できるか試行錯誤です。

 

座席は40席のみで、110センチの間隔を空けて配置しています。

 

飛沫の飛散が心配な管楽器ですが、トロンボーン奏者の小野さんが、様々な工夫を考えてきてくださいました。

 

 

 

楽器内に溜まってしまった水分が飛び散らないように

3Dプリンターで作ったプラスチック樹脂のカバーがついた容器(容器自体はアウトドア用品だそうです)に唾液を捨てています。

 

 

こちらのカバーは、浜松市南区にあるトロンボーン専門工房のGlanz Trombonehttps://glanztrombone.wixsite.com/websiteさんが

昨日作ってくださったそうです。

 

本日、準備・リハーサルをしたDUO2020の皆さんは6/27(土)に出演されます。

詳細はhttps://www.hcf.or.jp/information/2020/06/0610news.phpをご覧ください。

 

本日はテレビ取材も入りましたが

小野さん達は「たった1回のコンサートと思わずに、次につながっていくような、お客様にとっても演奏者にとっても良いコンサートにしたい」と話してくださいました。

 

コンサートなどが開催できずお困りの演奏家の方

「Concert in New Normal」の様子をお伝えすることによって、ご自身の活動のヒントになることをお伝えできるかもしれません。

ご興味のある方はaandc@hcf.or.pまでご連絡ください。