2022.11.08BLOG
森村献ラテンアンサンブル×アンサンブル・ムジーク浜松
【繋ぐ】ラテン音楽とクラシック音楽の融合したコンサートを是非浜松の演奏家の皆さんとアクトシティで！との森村献さんからの熱い想いを受けた「Hamamatsu Traditional Music Society」の風岡直美さんが浜松側での企画調整にあたるなか、浜松アーツ&クリエイションでは、風岡さんとアンサンブル・ムジーク浜松さんとのマッチングを行わせていただきました。ラテンとクラシックという異なる音楽性や常識を互いに理解し合い、すり合わせを重ねることで、今回のコンサートが開催される運びとなりました。
今回はその初合わせが行われるということで、リハーサルを取材させていただきました！
森村献さん率いるラテンアンサンブル×アンサンブル・ムジーク浜松のコンサート、交響楽とラテンの夕べ「～虹の架け橋～」は
11月22日（火）にアクトシティ浜松中ホールにて開催されます。
まず、全公演曲を編曲された森村献さんにお話を伺いました。
－リハーサルの手ごたえ
オーケストラと一緒にラテン音楽を演奏することは初めての試みです。結構チャレンジングな企画で、少し緊張していました。楽譜を起こす時は、どのアレンジでもそうですが、音が鳴っていることをイメージしています。今日、リハーサルをしてみて、自分のイメージと実際の音がすごく合っていて、とてもハッピーな気持ちです。今日は曲のチェックを行い、前日のリハーサルでラテンアンサンブルと合わせます。お互いにチャレンジな企画です。ぜひ本番を楽しみにしていてださい。
－浜松の印象
浜松には何度も来ていて、学校でのクリニックやコンサート、ライブをしました。今回の会場でもあるアクトシティのホールでも、熱帯ジャズ楽団として演奏したことがあります。浜松は、いろんな音楽ホールがあったり、いろんな催し物があって楽しいです。吹奏楽がすごく盛んな印象です。本業のラテンジャズの仲間も浜松には結構います。東京からも近いので、活発にライブ演奏したりしに来ています。
今回の公演の企画に携わっているHamamatsu Traditional Music Societyの風岡直美さんにお話を伺いました。
(写真向かって左：森村さん 右：風岡さん)
－今回の企画で伝えたいこと
今回は、ラテン音楽とクラシック音楽の交流が一つのポイントです。また、浜松で活動するアンサンブル・ムジーク浜松と東京からラテンアンサンブルを迎えて公演することで、人のつながり的な部分でも交流コンサートとなっています。
ラテン音楽の名曲は、年配の方はよくご存じかと思いますが、若い子たちに聴いてもらい、いろんな音楽が世界にはあるということを認識してほしいです。
－プロデューサーとして思うこと
今後は外からアーティストを迎えたり、逆に外に行って活動したりするとよりおもしろくなると思います。浜松のアーティストやメンバーの中で企画して公演するよりも、発信も含めて、外と中の両方から取り組むことが今後の浜松のためになると思うので、民間の立場でコツコツやっていきたいと思います。
アンサンブル・ムジーク浜松 代表の伊藤豊子さんから、本番に向けてのコメントをいただきました。
ラテン音楽とのコラボは初めてなので、不安もありますが、ワクワク感もあります。新しいジャンルへ挑戦できることを楽しみにしています。今回のラテン・アンサンブルとのコラボのように、他とコラボすることも初めてです。慣れないこともありますが、両方の団体の人たちが音楽を楽しみ、さらにお客さんが楽しんでくれることが一番だと思っています。
( 写真向かって左：伊藤さん 右：風岡さん)
風岡さんは令和４年度浜松市創造都市推進事業補助金の採択事業である「ラテンのリズムを感じよう！音楽で多文化を知る～中高生のパーカッションとバンドクリニック～」を企画されています。この事業は、市内の中高生を対象にラテン音楽のバンドクリニックを開催し、音楽を通じた多文化交流を行います。2023年1月29日（日）サーラ音楽ホールにて開催されますのでこちらも是非お楽しみください。 ＜詳細はこちら＞
ラテン界のプロフェッショナル「森村献ラテンアンサンブル」と、クラシックを主体とした「アンサンブル・ムジーク浜松」。
ジャンルを超えた新しい出会いの場となるでしょう。浜松では初めての試みとなります！ぜひ皆様、会場に足をお運びください！
交響曲とラテンの夕べ「～虹の架け橋～」
【日時】2022年11月22日（火）開場18：30 開演19：00
【場所】アクトシティ浜松 中ホール
【出演】森村献ラテンアンサンブル、アンサンブル・ムジーク浜松
【入場料】
前売り：全席自由 大人￥3,500(込)・学生￥2,000(込)
当日券：全席自由 大人￥4,000(込)・学生￥2,500(込)
※学生24歳まで
