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2021.08.03BLOG

8月1日(日) 市民活動支援セミナー:Motomitsu Maehara×バカボン鬼塚トークセッション「禍転じて福となす!?」

2021年8月1日(日)アクトシティ浜松研修交流センターにて、浜松アーツ&クリエイション市民活動支援セミナー Motomitsu Maehara×バカボン鬼塚 TALK SESSION 「禍転じて福となす⁉」を開催し、123名の方にご参加いただきました。当日の様子をご紹介いたします。

 

 

 

 

最初に、K-mixの人気パーソナリティバカボン鬼塚さんMCのもと、Motomitsu Maeharaさんの音楽家・DJ・コラージュ等、多様なジャンルでの活動や、創作することの楽しさについて、お話いただきました。今回のテーマは「禍転じて福となす⁉」ですが、Maeharaさんのアーティスト人生にも「禍」が転じた場面がいくつもあったようです。Maeharaさんは中学生時代に部活動で腰を痛めてしまいますが、そこから本来であれば部活動を行う時間に自宅でキーボードを始め、これが音楽家としての原点となったそうです。また、専門学生時代にはロンドンに留学し帰国後、浜松でカフェを経営するも上手くいかず、うつ病になってしまったそうです。しかし、その際も闘病中も続けていた楽曲制作に救われ、オランダからCDの発売を果たしました。それを乗り越えられた要因を振り返り、その答えとして「停滞した期間にいかに努力を続けていくのか」ではないかとおっしゃっていました。今を生きる私たちにとても響く一言ではないでしょうか。

 

 

 

 

セミナー後半では、貴重なお二人の即興セッションと、Maeharaさんによるコラージュアートを用いたCDジャケットの制作が行われました。コラージュ制作の際には、手元がスクリーンに映り、「アトリエにお邪魔している」ような雰囲気の中、作業が行われました。会場の皆さまが集中してスクリーンを見つめる姿は印象的でした。また、お二人が楽曲やCDジャケットを制作する姿は、とても楽しそうで、鑑賞された方にも「創ること」の楽しさを実感していただけた時間となりました。前原さん曰く、コラージュは簡単に始められるとのことなので、皆さんもチャレンジしてみては⁉

 

 

 

 

今回の市民活動支援セミナーは、コロナ禍が長期化し思い通りの活動や生活が十分にできない状況の中、文化芸術のもつ可能性と、「創り出す」ことへの楽しさを感じていただき、今後の生活に希望や明るい未来を描いていただければとの想いから開催致しました。創造することや探求心を持ち続けることが人生の「生きがい」となることはお2人からとても伝わってきました。Motomitsu Maeharaさん、バカボン鬼塚さんご出演いただきありがとうございました!